お知らせ


17~21か月お待たせ致します

万年筆 現在のご注文で2026年11月末日完成予定です

(拭き漆を必要とする場合2027年2月末日完成予定)

(金梨地蒔の場合2027年3月末日完成予定)

イカ墨セピアインク ライト 在庫あり

イカ墨セピアインク ダーク 在庫あり 


『人を大切にする経営学用語事典』に掲載いただきました

知る事典ではなく、行動するための事典

業績のためではなく、人の幸せのための経営学用語事典

人を大切にする経営学会会長(元法政大学大学院教授)の坂本光司氏が監修し、8,500社の経営者と社員の声を徹底研究した120人の執筆者が書いた経営学に関わる1,000の用語を、企業経営の目的を「関係する人々の幸せの追求・実現」とする人本経営的視点から詳しく解説した事典です。 人件費をコストとはせずに、経営の「目的」であり「投資」であると解説する本書は、人を大切にする企業を増やし日本を変えていこうという、先進的経営者たちの指南書といえます。

▷共同文化社

▷amazon

編著:一般社団法人 人を大切にする経営学会
監修:坂本光司、三村聡
発売日:2025年5月9日 (金)

Special Thanks !
人を大切にする経営学会 坂本 光司 先生
CH 佐々木 研 さま
元株式会社大垣ケーブルテレビ 浅野 隆司 さま
アイパス経営コンサルティング株式会社 有村 知里 さま
株式会社福岡運送 岡田 瑞穂 さま
医療法人社団わく歯科医院 今井 進吾 さま
株式会社みずほカーテンメンテナンス 武田 純 さま


新作 金梨地蒔

2025年6月29日発表

金梨地蒔とは、金粉の一種である梨地粉を漆面に蒔き、乾燥後、純度の高い透明な漆である梨地漆を塗って、粉が露出しないように研ぎ出したものです。透明な漆の膜を通して粉が見え、それが梨の肌に似ているので梨地といいます。

黒エボナイトをベースに、摺漆数回、黒漆数回、梨地金K24を9割・梨地銀950を1割の比率で蒔き、梨地漆数回、研ぎ、摺漆数回、磨き、の順に仕上げまます。

納期:通常納期よりも4か月長くかかります。

参考価格:以下の写真NM15C(フォルムE)黒エボナイトベースの場合、363.000円(税込) 




朝日新聞『元気力』執筆寄稿 第25回

 朝日新聞鳥取総局様よりご依頼いただき、『元気力』に執筆寄稿させていただいております。
拙文ではございますが、ご覧下さいますと幸いです。

紙面では鳥取版、島根版に掲載、
webテキスト版は掲載より一定期間、
新聞切り抜き版は朝日新聞デジタル会員の方のみ無期限でご覧いただけます。

25. 90歳現役へ 新ルーティン 2025年  5月18日 ▷新聞切り抜き版25 ▷テキスト版25
24.「サラメシ」よ ありがとう 2025年  3月23日 ▷新聞切り抜き版24 ▷テキスト版24
23. 裸足文化 感覚研ぎ澄ます 2025年  1月26日 ▷新聞切り抜き版23 ▷テキスト版23
22. 間違いや失敗 人間の強み 2024年 11月17日 ▷新聞切り抜き版22 ▷テキスト版22
21. 本気の「ものづくり」動画に 2024年  9月  8日 ▷新聞切り抜き版21 ▷テキスト版21
20. 理想の姿へ 練習あるのみ 2024年  6月16日 ▷新聞切り抜き版20 ▷テキスト版20
19. 親友・カズが眠る観音院 2024年  4月  7日 ▷新聞切り抜き版19 ▷テキスト版19
18. ろくろで作る 粋な一本 2024年  2月11日 ▷新聞切り抜き版18 ▷テキスト版18
17. 努力と涙 気付けば夢中 2023年12月  3日 ▷新聞切り抜き版17 ▷テキスト版17
16. 刃を研ぎ 心を磨き上げる 2023年10月  8日 ▷新聞切り抜き版16 ▷テキスト版16
15. 至らなさ受け入れた先の美 2023年  8月13日 ▷新聞切り抜き版15 ▷テキスト版15
14. のんびりとストイックに 2023年  5月14日 ▷新聞切り抜き版14 ▷テキスト版14
13. 優しい師匠の作った「顔」 2023年  3月26日  ▷新聞切り抜き版13 ▷テキスト版13
12. 仏師に書家 異業種の刺激 2023年  2月  5日 ▷新聞切り抜き版12 ▷テキスト版12
11.「待つ」ことは「祈る」こと 2022年12月  4日 ▷新聞切り抜き版11 ▷テキスト版11
10. 情緒あふれる「たより」 励み 2022年10月  9日 ▷新聞切り抜き版10 ▷テキスト版10
  9. 父と夏 セピア色の思い出 2022年  8月14日 ▷新聞切り抜き版 9 ▷テキスト版 9
  8. ITも 今時の書き癖診断 2022年  6月19日 ▷新聞切り抜き版 8 ▷テキスト版 8
  7. 師の意地悪 優しさの表れ 2022年  4月17日 ▷新聞切り抜き版 7 ▷テキスト版7
  6. 挫折続き でも「為せば成る」 2022年  2月20日 ▷新聞切り抜き版 6  
  5. お客様へ全身全霊 恩返し 2021年12月19日 ▷新聞切り抜き版 5  
  4. 未知を発見 息子のロマン 2021年10月10日 ▷新聞切り抜き版 4  
  3. 青い空 じいちゃんの古傷 2021年  8月15日 ▷新聞切り抜き版 3  
  2. おじいさん譲りは誇り 2021年  6月13日 ▷新聞切り抜き版 2  
  1. 旅行鞄の音から始まる縁 2021年  4月25日 ▷新聞切り抜き版 1  

 

Special Thanks !(順不同)
朝日新聞 角谷陽子さま 吉田博紀さま 斉藤勝寿さま 星賀亨弘さま


Casa BRUTUS特別編集『古今東西 かしゆか商店 』に掲載いただきました

Casa BRUTUS特別編集(MOOK)「古今東西 かしゆか商店 日本の美しい手仕事を巡る旅」

2025年3月12日発売

テクノポップユニットPerfumeのメンバー樫野有香(かしゆか)さんが、
これまでに見てきた美しい日本の手仕事47を1冊に。
※Casa BRUTUS 2022年 4月号の再掲載。

Special Thanks !
Perfume樫野有香さま
奥村健一さま
輪湖雅江さま
深水敬介さま


BS朝日『自分流~“知”の探求者たち~』に出演させていただきました

放送日時:2024年12月28日(土曜日)23:00~23:30

合計7日間(75時間)、密着していただきました。
私の仕事の流儀や、内面に焦点を当てていただきました。
初心を忘れず研鑚を重ねてまいります。

▷番組公式サイト

▷朝日新聞  鳥取・島根版 番組案内記事 12/27

Special Thanks ! (順不同)
小説家 塩田 武士 先生
金工家 矢部 雅一 先生
ピッツェリア レオーネ 澤田 光男 さま
朝日新聞 斉藤 勝寿 さま
ロントラ株式会社 末永 卓志 さま 前上門 周汰 さま



YouTube 『Process Maestro Channel』に出演させていただきました

 オーストラリア出身のクリエーターの方から撮影依頼がありました
それは、1つの万年筆を作る全工程を全て撮影したいという、難しい内容でした。
丁重にお断りするつもりでしたが、コミュニケーションするうちに意気投合しました。
軸材がセルロイドであれば乾燥工程が少なく、全工程数が最も少ないため、
実現可能かもしれないと思いチャレンジ。(通常は8から10本を同時進行、1か月がかりで作ります。)
工房に籠り、2日間で合計約16時間で全ての工程を行い、その撮影に成功しました。
 クリエーターの方の鋭い視点やアート感覚、その情熱の恩恵で、とても気持ち良く仕事ができました。
これはまるで、クリエーターの方と私の協奏曲かのように完成した映像作品だと思っています。
「捨てきれない部分が多くて30分の長尺な作品になったよ」と、
クリエーターの方から嬉しいメッセージが届きました。
 お時間がございます時にどうぞ、ご鑑賞くださいますと幸いです。
全てに感謝を込めて。

公開:2024年7月20日

Special Thanks ! 
Filmmaker : Chris Mollison さま  https://www.chrismollison.com/
&Hikari Mollison さま

製作モデル : ▷JG15C


(完売)創業90周年記念モデル 35本限定

完売
2024年7月1日発表
万年筆博士 創業90周年記念モデル 御蔵島金桑・木目沈金拭き漆 限定35本

貴重な天然の素材を最大限に生かしつつ、より美しく、それでいて普段使いの道具として成立し、未だかつて無かった物。そんな思いを90周年の節目に表現させていただきました。
希少な御蔵島金桑を入手。木目沈金により、素材そのものの質感や木目をより美しく際立たせた前代未聞のモデルです。また、キャップの淵には沈金をたっぷりと施し、キャップリングのようなアクセントとしました。

御蔵島金桑(みくらじまきんぐわ)について
御蔵島金桑は、桑材の最高峰です。東京都に属する伊豆諸島中部の御蔵島の桑は、植物学上シマグワと呼ばれる在来種です。この地域帯は、黒潮が流れ一年を通じて温暖な気候に恵まれていて、歴史的に豊かな自然が多く残りました。この事が、この桑を有名にしました。森が深く、山の傾斜角度が強い御蔵島だけに、人の手が入らない所に生えているので、木の年輪が積み、緻密で、奥深い金色の色彩になります。その性質から金桑と呼ばれており、昨今ではほとんど手に入れることの出来ない超希少な素材です。
▷御蔵島を地図で確認する

木目沈金(もくめちんきん)について
その希少な素材の美しい木目をより美しく表現したいと考えていたところ、木地師の技法である木目沈金に出会いました。木目沈金とは、蒔絵の伝統技法「沈金」により、木目に純金箔及び純金粉を残し、素材そのものの質感をより美しく際立たせる技法です。通常木目沈金はケヤキや栗に使われる技法ですが、私は幸運にも入手していた金桑の木目の質感を見ながら、必ず美しく仕上がると確信しました。それ迄には、使う金箔や金粉の選別などに苦労しましたが、2年間、何度も試作を重ね成功しました。

キャップを胴軸にポストせずに使う設定にされることを強くお勧めします。(木目沈金拭き漆の部分に長年の使用で擦り傷などをつけないようにするため。)

首軸やネジ部分のエボナイトのカラーはブラックかレッドアンドブラックをお選びいただけます。

特典
90周年モデルをご注文下さったお客様に感謝を込めて、リアルセピアインクのダーク、鳥取県産の甲イカバージョン1本(35本限定)をプレゼントさせていただきます。
通常の製品は地中海産ヨーロッパコウイカで作られていますが、コロナ禍で地中海の漁が数年間無かった時に急遽用意していたストックです。地元のイカの墨袋を集めて作業するのに大変手間がかかるため、コストを無視した、大変貴重なものです。




(完売)老山白檀 金継 拭き漆 11本限定

11月13日 完売
2023年11月9日公開
産地:インド マイソール地方
英名:サンダルウッド
1965年伐採輸出規制される前のものが僅か日本国内に備蓄されていました。2009年に幸運にも丸太の状態で入手したものを、無臭柿渋と純日本国産の高級漆を使い塗研ぎすることにより、白檀のアロマの香りはそのままに、汚れ防止に成功し、25本限定で発売後完売しておりました。保管していた、残りの割れのある素材を、修復しながら製作し、金継ぎで仕上げることで、オリジナルよりも美しく仕上げる、「不足の美」を実現しました。